「ピラティスインストラクターを目指したいけどどんな資格が必要かわからない」
「どの団体でインストラクターの資格を取るのがいいんだろう」
とお悩みではありませんか。
ピラティスインストラクターの資格に国家資格は存在しておらず、資格を取得せずともピラティスインストラクターとして活動することは可能です。
しかし、資格を取得すれば正しい知識が身についていることを証明でき、お客様から信頼を得られるので就職や独立開業し集客を行う際などで優位に働く場面があります。
本記事では、ピラティスの資格の種類や資格を取得するメリット、どの団体で資格を取るとよいのかについて詳しく解説していきます。インストラクターの資格を取得して、自信を持って指導するための第一歩を踏み出しましょう。
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ピラティスとは
ピラティスは、1920年代にジョセフ・ピラティスによって考案されたエクササイズです。元々は第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発されましたが、今では健康維持や体調改善、美容目的など様々な用途で利用されています。
ピラティスの定義
ピラティスの基本的な定義は、体幹の筋肉を中心に全身の筋肉をバランスよく鍛えることです。体幹を強化することで、姿勢が改善され、日常生活の動作が楽になります。
また、ピラティスは柔軟性の向上や精神的なリラックスにも効果的です。そのため、心身ともに健康をサポートするエクササイズといえます。
ピラティスとヨガの違い
ピラティスとヨガは似たようなエクササイズと誤解されがちですが、目的やアプローチには違いがあります。
ヨガは古代インド発祥の修行法で、心と体の調和を目指し、呼吸法や瞑想が重視されます。一方、ピラティスは西洋で発展したエクササイズで、主に筋肉の強化や姿勢の改善を目的としています。
どちらも健康に役立つエクササイズですが、ピラティスはより筋力トレーニングに重点を置いている点が特徴です。
ピラティスの資格の種類
ピラティスの資格の種類は3種類です。それぞれの特徴を紹介していきます。
- マットピラティス
- マシンピラティス
- コンプリヘンシブ
マットピラティス
初めてピラティスの資格を取りたい方が講座を受講する場合が多いです。ピラティスの知識と実践を総合的に学んで適切なエクササイズを提供することができるインストラクターを目指すことができます。
マシンピラティス
基本的にマットピラティスについて学んだ方が次のステップとしてマシンピラティスについて学びます。マシンピラティスのほうがマットピラティスよりもエクササイズの幅が広がるため、より細かい指導をすることが可能です。
コンプリヘンシブ
コンプリヘンシブ資格は、マットピラティスとマシンピラティスの両方を学ぶ包括的なプログラムです。この資格を取得することで、マットとマシンの両方のエクササイズを指導できるようになり、インストラクターとしての幅が広がります。
両方を学ぶため、資格を取得するのに一番費用がかかります。マットもマシンも教えることができ、レッスンの幅が一番広くなるためしっかり稼ぎたい人におすすめです。
ピラティスインストラクターが資格を取得するメリット
ピラティスインストラクターの資格を取得するメリットは以下の3つが考えられます。
- 身体への理解が深まる
- インストラクターとしての活動できる
- 仕事の幅が広がる
身体への理解が深まる
ピラティスの資格を取得することで、解剖学や生理学に基づいた知識を深めることができます。体の構造や筋肉の動きについて学ぶことで、効果的なエクササイズ指導が可能になります。
そのため、クライアントの体調や個々のニーズに合わせた適切なアプローチができるようになるでしょう。
インストラクターとしての活動できる
資格を取得することで、ピラティスインストラクターとして正式に活動することが可能です。資格は自分のスキルを証明するものであり、就職やフリーランスとしての活動において信頼性が高まります。
また、資格を持つことで、ピラティススタジオやフィットネスジムでの指導の機会が広がるでしょう。
仕事の幅が広がる
ピラティスの資格を取得することで、フィットネス業界だけでなく、リハビリテーション施設や高齢者向けの健康維持プログラムなど、さまざまな分野での活躍が期待できます。
また、オンラインレッスンやワークショップの開催など、新たな収入源を得ることも可能になるでしょう。
ピラティスインストラクターが資格を取得する方法
資格を取得するためには以下の2種類の方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、見ていきましょう。
- 養成スクールに通う
- オンライン講座を受ける
養成スクールに通う
メリット
通学する養成スクールでは、実際に体を使って学べるため、エクササイズの動きや指導方法を直接体験できます。また、講師や仲間との交流を通じてモチベーションを維持しやすく、学びの質も高まります。
デメリット
通学には時間と交通費がかかるため、スケジュール調整が必要です。
オンライン講座を受ける
メリット
オンライン講座は、自宅で自分のペースで学べるのが最大のメリットです。時間や場所に縛られずに受講できるため、忙しい人や遠方に住んでいる人に適しています。
デメリット
しかし、直接のフィードバックが少なく、自己管理が求められるため、自己学習に慣れていることが必要です。
ピラティスの資格の選び方
資格を選ぶ際には、以下のことを考えて資格を選ぶようにしましょう。
- 目的に合わせて資格を選ぶ
- 費用と期間を比べる
- PMA認定団体かどうか確認する
- 資格取得後のサポート体制を確認する
- 各団体のメソッドや考え方を理解する
目的に合わせて資格を選ぶ
ピラティスの資格を選ぶ際には、自分の目的に合わせて選ぶことが重要です。フィットネス目的であれば、基本的なマットピラティスの資格が適しています。
リハビリ目的なら、医療やリハビリテーションの知識が豊富な団体の資格を選ぶとよいでしょう。
美容目的であれば、体のラインを整えるエクササイズに特化したプログラムを提供している資格がおすすめです。
費用と期間を比べる
資格取得には費用と期間がかかるため、各団体のプログラムを比較して、自分の予算とスケジュールに合ったものを選びましょう。
例えば、PHI Pilatesは比較的短期間で取得可能であり、費用も抑えめです。一方、BASI Pilatesは長期間にわたって深く学ぶため、費用は高めですが、内容が充実しています。
PMA認定団体かどうか確認する
PMA(Pilates Method Alliance)認定の団体は、国際的に認められた教育水準を持っています。PMA認定の資格を取得することで、国内外問わず高い信頼性を持つインストラクターとして活動できます。
将来的に海外での活動を視野に入れている場合は、PMA認定団体の資格を選ぶことがおすすめです。
資格取得後のサポート体制を確認する
資格取得後のサポート体制も重要なポイントです。一部の団体では、就職支援や継続教育の機会を提供しており、資格取得後も安心してキャリアを築くことができます。
例えば、Stott PilatesやBASI Pilatesは、卒業生向けのワークショップやセミナーを定期的に開催しています。
各団体のメソッドや考え方を理解する
ピラティスのメソッドや考え方は団体によって異なるため、自分がどのような指導スタイルを目指すのかを考え、各団体の特徴をよく理解しましょう。
例えば、POLESTAR PILATESはリハビリテーションに特化し、科学的なアプローチを重視しています。一方、balanced bodyはフィットネス全般に対応し、幅広いエクササイズを学べます。
おすすめのピラティスの資格団体
実際に資格を取得しようと思ったときに、多くの団体からどの団体を選ぶといいのか悩むと思います。
そこで、おすすめの団体を以下にまとめました。以下の団体から自分の目的やライフスタイルに合った資格を選ぶことで、ピラティスインストラクターとしてのキャリアを確立するための基盤を築くことができるでしょう。
- PMA加盟団体
- 日本国内の有名団体
PMA加盟団体
PMA(Pilates Method Alliance)加盟団体は、国際的に認められた教育水準を持つため、信頼性が高く、世界中で通用する資格を提供します。
MAJOLI
オンラインでの資格取得が可能で、忙しい方や遠方に住む方に最適です。早割キャンペーンで費用も抑えられるため、コストパフォーマンスが高いです。
BASI
世界最大級のピラティス教育団体で、高い教育水準と就職サポートが充実しています。多くの国で資格が通用し、インストラクターとしてのキャリアを築くのに有利です。
balanced body
ピラティスマシンメーカーが運営する教育団体で、マシンを使ったエクササイズの充実度が高いです。解剖学に基づいた実践的なカリキュラムが特徴です。
日本国内の有名団体
日本国内にも優れたピラティス資格団体がいくつか存在し、国内市場でのキャリア形成に役立ちます。
BESJ
日本人の体格に合わせた日本流のエクササイズを提供しています。全国各地で資格取得が可能で、地域に密着した活動がしやすいです。
JIA
ピラティスの専門知識と実践技術を認定する団体です。多様なジャンルに対応した資格を提供しており、個々のニーズに合わせた柔軟なカリキュラムが特徴です。
目的に合った資格を取得しよう
ピラティスの資格取得は、フィットネス、リハビリ、美容分野でのキャリアを広げる有効な手段です。資格にはマットピラティス、マシンピラティス、コンプリヘンシブの3種類があり、目的に合った資格を選ぶことが重要です。
資格を取得することで体への理解が深まり、インストラクターとしての信頼性が高まります。資格取得方法には養成スクールとオンライン講座があり、費用や期間、PMA認定団体かどうか、サポート体制を考慮して選ぶと良いでしょう。
おすすめの団体には、PMA加盟のMAJOLI、BASI、balanced body、日本国内のBESJ、JIAなどがあります。資格を取得し、ピラティスインストラクターとしての豊かなキャリアを築いてください。
この記事の執筆者
ピラティスリフォーマー比較サイト編集部
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