ピラティスマシン「タワー」購入時のポイントを解説！効果や価格で選ぼう

ピラティスマシン「タワー」は体幹をはじめとして、全身の筋肉を効率的に鍛えられるマシンです。ピラティスに慣れていない方でも、タワーを上手く活用することで、脚や腕、背中などの筋肉を強化することができます。

しかし、タワーを購入する場合、どのような基準で選べばいいのか分からないという方も少なくありません。そこで、この記事では、タワーの選び方やおすすめの購入先、効果や価格などを徹底的に解説します。

ピラティスマシンの「タワー」とは？

タワーとは、ベッドのような土台にスプリングやバーのついた縦型のフレームが設置されたピラティスマシンです。スプリングの抵抗を利用して足を動かしたり、バーを掴んでスクワットのような動作を行ったりすることで、様々なエクササイズが行えます。

特に、体幹の強化や姿勢の改善、全身バランスの調整などに効果があるとされ、リハビリテーションにも活用されています。ピラティス初心者から上級者まで、幅広いレベルのトレーニングをサポートしてくれる人気のマシンです。

ピラティスマシン「タワー」の選び方

タワーを選ぶ際に注目すべきポイントとして、主に次の2つが挙げられます。

• 価格
• サイズ

価格

タワーを選ぶ際に最も気になるポイントの一つとして、価格が挙げられます。タワーの価格帯は幅広く、数十万円程度のものから、ハイエンドのモデルでは百万円を超えるものもあります。

プロ仕様のものや機能が多いものほど価格が高くなる傾向があるため、予算や目的に合わせて自分に合ったマシンを選ぶことが大切です。

サイズ

サイズもタワーを選ぶ上での重要なポイントです。

タワーは縦型のフレームを備えたマシンであるため、設置するスペースの広さだけでなく、高さも考慮しておく必要があります。中には自宅に置きやすいコンパクト設計のものもあるので、使用する場所に合ったサイズのマシンを選ぶようにしましょう。 

ピラティスマシン「タワー」を購入するメリット

タワーを導入するメリットとして、次のようなものが挙げられます。

• 柔軟性が高まる
• 筋肉を強化できる
• 全身のバランスを整える

柔軟性が高まる

タワーを使ったエクササイズは、柔軟性の向上に効果的です。フレームに取り付けられたスプリングやバーを使い、身体をサポートしながらストレッチやトレーニングを行うことで、関節や筋肉を無理なく動かすことができます。

柔軟性が向上することで身体の動きがスムーズになるため、運動機能の強化や回復、ケガ予防などにもおすすめです。

筋肉を強化できる

タワーは筋肉の強化にも効果的です。

スプリングやバーによる適度な負荷によって、体幹はもちろんのこと、腕・脚・肩など様々な部位の筋肉をバランスよく鍛えることができます。マシンピラティス初心者でも、スプリングの負荷を調整しながら無理なく始められるのがメリットです。

普段使っていない筋肉を動かすことで関節の可動域が拡大し、肩こりや腰痛など、様々な不調の改善にも繋がると考えられています。

全身のバランスを整える

タワーには、全身のバランスを整える効果もあります。筋肉の強化や柔軟性の向上により正しい姿勢を維持しやすくなり、猫背や反り腰の改善に役立ってくれます。

スプリングやバーを使った多彩なエクササイズにより身体全体の筋肉をバランスよく鍛えられれば、均整のとれた身体作りが可能です。

ピラティスマシン「タワー」を購入するデメリット

次に、タワーを導入するデメリットとして、次のようなものが挙げられます。

• コストが高い
• 設置スペースの高さを考慮する必要がある
• 慣れるまでに時間がかかる

コストが高い

導入にコストがかかる点は、タワーのデメリットの一つです。先にも述べたように、タワーの価格は数十万円程のものから百万円以上のものまでかなり高額です。

サイズや機能、使われている素材などによっても価格は異なりますが、気軽に導入するにはコストが高いマシンと言えるでしょう。

設置スペースの高さを考慮する必要がある

タワーは他のピラティスマシンに比べて省スペースで設置することが可能ですが、高さを考慮しなければならない点に留意しておきましょう。

メーカーによって多少の違いはあるものの、タワーの高さは約2mほど。比較的場所を取らないと言っても、実際設置して見ると思ったより圧迫感がある場合も少なくありません。

慣れるまでに時間がかかる

シンプルなウォーキングや筋トレとは異なり、タワーのスプリングやバーを使ったエクササイズは、慣れるまでに時間がかかります。

初めてタワーを使う方にとっては、動作や負荷の調整が難しく感じられるかもしれません。自己流でトレーニングを続けてしまうと十分な効果が得られないだけでなく、ケガのリスクも生じます。

このように、初心者がすぐに使いこなすのが難しいという点も、タワーのデメリットの一つです。

おすすめのピラティスマシン「タワー」メーカー4選

タワーの機能、デザイン、サイズ感などはメーカーによって大きく異なります。ここでは、タワーを取り扱っているおすすめのメーカーを4つご紹介します。

OODY PILATES

• 公式サイト：OODY PILATES
• 価格：693,000円（税込）
• 素材：樺材合板、ホワイトメープル

OODY PILATES（オーディーピラティス）は愛知県名古屋市に本社を置く日本のメーカーです。

高品質なカナダ産ホワイトメープルを使用したタワー「ODT02」は、耐久性と高級感を兼ね備えたモデルとして人気。強度の高いドイツ製のスプリングを使用し、滑らかな動作を実現しています。

フレーム部分には耐久性に優れたステンレスを使用し、長期的な使用にも対応。タワーの中では比較的購入しやすい価格帯である点も魅力的です。

奥多摩ピラティス

• 公式サイト：奥多摩ピラティス
• 価格：902,000円～1,049,900円（税込）
• 素材：ヒノキ

奥多摩ピラティスは東京都西多摩郡に本社を置く日本のメーカーです。

奥多摩ピラティスのタワーはリフォーマーとキャディラックの機能を兼ね備えたハイエンドのマシンで、様々な用途に使うことができます。

プッシュするバーには軽量なアルミ、ロールダウンバーには耐久性の高いヒノキを使用しており、日々のトレーニングをしっかりサポートしてくれます。

生地やクラシックバネのカスタマイズ、草木染めストラップなどの追加といったオプションも多数用意されており、自分だけの一台を作り上げることが可能です。

ピラティスマシンFactory

• 公式サイト：ピラティスマシンFactory
• 価格：1,265,000円（税込）
• 素材：無垢材

ピラティスマシンFactoryは東京都新宿区に本社を置くimok（アイモック）株式会社が運営する、国産ピラティスマシンの製造・販売ブランドです。

ピラティスマシンFactoryのピラティスタワーはベースマットが2枚に分かれており、木製の土台に簡単に取り付けることができます。

フレームには調湿作用のある無垢材を使用。長期的な使用にも耐えられるように、タワーのベースフレームとリフォーマーの間にわずかな隙間を設けた作りとなっています。

さらに、ベースフレームにはトレーニング中の安定性を確保するアジャスターが設置され、快適な使い心地を実現しています。

JUNO PILATES

• 公式サイト：JUNO PILATES
• 価格523,000円（税込）
• 素材：メープル、ケヤキ

25品目10色のピラティスマシンを取り扱い、業界屈指の品揃えを誇るJUNO PILATES。タワーリフォーマーも5種類販売しています。

JUNO PILATESは品質ブレを最小限に抑えるため、独自にプログラムされた全自動加工旋盤機を用いてピラティスマシンを製造しています。ピラティスマシンに特化した加工ノウハウを保持しており、質の高さは間違いありません。

アフターメンテナンスが充実している点も大きな魅力の1つ。マシン設置サービスや2年間の保証期間など、購入者のニーズに応える手厚い支援を実施しています。

ポイントを押さえて後悔のないタワー選びを

ピラティスマシン「タワー」について、詳しくご紹介してきました。筋肉の強化や柔軟性の向上など様々な効果が得られるタワーですが、購入には高いコストや設置スペースの確保など課題も存在します。

決して小さくない買い物になるため、後悔はしたくないものです。上記にご紹介した内容を参考に、自分に合ったタワーを選択してみてください。