「いつかは海外の広いスタジオで指導してみたい」「本場アメリカやオーストラリアのピラティス文化に触れながら働きたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。実際に、日本で資格を取得し、海外へ飛び出して活躍しているインストラクターも増えています。
しかし、海外で成功するためには、入念な準備が必要です。本記事では、ピラティスインストラクターが海外で働くために必要な準備や求められるスキルを解説します。海外で働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ピラティスインストラクターが海外で活躍しやすい理由

一般的に、日本人が海外で専門職として就労するのはハードルが高いといわれています。しかし、ピラティスインストラクターに関しては、他の職種に比べて海外進出のチャンスが広がっている職業です。ここでは、ピラティスインストラクターが海外で活躍しやすい理由を紹介します。
メソッドと動きが世界共通である
ピラティスの強みは、そのメソッドと動きが世界共通であるという点です。創始者ジョセフ・ピラティスが考案したクラシカルなエクササイズや、リフォーマーなどのマシンの使い方は、ニューヨークでもロンドンでも東京でも基本的に変わりません。「ハンドレッド」や「ティーザー」といったエクササイズ名は万国共通です。
もちろん言語による説明は必要ですが、動きそのものが共通言語(ノンバーバル・コミュニケーション)として機能するため、言葉の壁を技術で補うことが可能です。日本人のインストラクターが持つ、細部まで目の行き届いた丁寧な指導や、クライアントへの配慮(タッチのアジャストメントなど)は、海外のスタジオでも「質の高いサービス」として高く評価される傾向にあります。
世界的なウェルネス市場の拡大と需要
健康意識の高まりは日本だけでなく、世界的なトレンドです。特に欧米諸国やオーストラリア、韓国などでは、ピラティスは「特別な習い事」ではなく、生活の一部として定着しています。理学療法(リハビリ)の一環として医療保険が適用される国もあり、インストラクターの社会的地位も確立されています。需要が供給を上回っている地域も多く、確かな技術を持つインストラクターは、国籍を問わず求められているのが現状です。
ピラティスインストラクターとして海外で働くために必要な準備
海外のスタジオで採用され、プロとして対価を得るためには、現地のインストラクターと同等以上の価値を提供する必要があります。ここでは、ピラティスインストラクターとして海外で働くために必要な準備を解説します。
国際的に通用する資格を取得する
日本国内には数多くのピラティス資格団体が存在しますが、海外で働くことを視野に入れるなら「国際的知名度のある資格」を取得しておくことが大切です。海外のスタジオオーナーが履歴書を見たとき、全く知らないローカルな団体の資格ではスキルレベルを判断できません。
世界各国に支部を持つ大手団体の資格や、PMA(Pilates Method Alliance)が認定する国際的な統一基準をクリアしていることが重要になります。
- BASI Pilates(バシピラティス)
- STOTT PILATES(ストットピラティス)
- Polestar Pilates(ポールスターピラティス)
- Balanced Body(バランスドボディ)
また、アメリカを中心に、NPCP(National Pilates Certification Program / 旧PMA認定)という第三者機関による認定試験に合格していることが、プロフェッショナルとしての「ゴールドスタンダード」と見なされるケースが増えています。可能であれば、日本にいる間にこれらの資格取得やあるいはブリッジプログラム(移行コース)の受講を目指しましょう。
指導するための英語力を身につける
「日常会話レベルの英語力」と「ピラティスを教えるための英語力」は別物です。流暢に世間話ができなくても、解剖学用語や動きを指示する「キューイング」が的確であれば、レッスンは成立します。海外のスタジオで即戦力となるためには、以下の要素を英語で表現できるようにトレーニングする必要があります。
- 解剖学用語(Spine, Pelvis, Scapula, Ribcageなど)
- 動きの指示(Inhale, Exhale, Articulate, Lengthen, Engageなど)
- 修正のキュー(Keep your shoulders down, Neutral spine, Soften your kneesなど)
YouTubeで海外の著名なインストラクターの動画を見ながら、彼らがどのような表現を使っているかをシャドーイングするのも効果的な学習法です。大切なのは完璧な文法ではなく、クライアントに「どう動けばいいか」を瞬時に伝える短いフレーズのストックを増やすことです。
就労ビザを確保する
海外で働く上で重要になるのが「ビザ(査証)」の取得です。観光ビザで入国し、報酬を得て働くことは不法就労となり、強制送還の対象となります。
現地企業(スタジオ)がスポンサーとなって就労ビザを発行してくれるケースは、非常に優れた実績がある場合を除き、すぐには難しいのが現実です。若手インストラクターにとっておすすめなのは「ワーキングホリデービザ」を利用することです。
ワーキングホリデー協定国(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスなど)であれば、働きながら滞在することが認められています。まずはこの制度を利用して現地のスタジオで経験を積み、実力を認めてもらってから就労ビザのサポートを依頼するというルートが一般的といえるでしょう。
ピラティスインストラクターとして海外で働く際の雇用形態と収入

ピラティスインストラクターとして海外で働く場合は、日本とは異なる点が数多くあります。ここでは、ピラティスインストラクターとして海外で働く際の雇用形態や収入について解説します。
多くの場合はフリーランス契約となる
海外のピラティススタジオでも、日本と同様に正社員(Full-time employee)として採用されるのは難しいです。多くのインストラクターは、複数のスタジオと契約する「インディペンデント・コントラクター(独立請負人)」、つまりフリーランスとして活動しています。報酬は、1クラスあたりのフィー(歩合制)か、時給制が基本です。
アメリカやオーストラリアの都市部では、物価が高い分、レッスンフィーも日本より高めに設定されています。例えば、プライベートレッスン1回あたり100ドル(約15,000円前後)以上のスタジオも珍しくありません。インストラクターの取り分はその40〜60%程度が相場ですが、人気が出て指名が増えれば、日本国内で働くよりも高い収入を得られる可能性があります。しかし、保険や税金は自己管理となるため、その点は注意が必要です。
オーディションで実力を見せる必要がある
採用プロセスにおいて、書類選考の次に必ず行われるのが「オーディション」です。スタジオオーナーやシニアインストラクターを相手に、実際に模擬レッスンを行います。ここでは、英語力以上に「指導の質」「人柄」「修正(アジャストメント)の技術」が見られます。
特にリフォーマーなどのマシンピラティスの場合、安全管理(スプリングの設定やフットバーの位置など)が徹底できているかが重要視されます。言葉が多少たどたどしくても、クライアントの身体を的確に見て、安全かつ効果的に導くことができれば、採用されるチャンスは十分にあります。自信を持って堂々と振る舞うことが何より大切です。
海外を目指すピラティスインストラクターからのよくある質問

海外を目指すピラティスインストラクターからのよくある質問に回答します。
Q. 英語が全く話せないのですが、現地に行ってから勉強すれば間に合いますか?
全く話せない状態での渡航はおすすめできません。スタジオのオーディションを受ける以前に、生活のセットアップやビザの手続きでつまずいてしまうからです。少なくとも、ピラティスの基本的なキューイング(指示出し)と、中学レベルの文法は日本でマスターしておきましょう。
Q. どこの国がピラティスインストラクターにとって働きやすいですか?
ピラティス文化の浸透度で言えばアメリカ、オーストラリア、カナダがトップクラスです。これらの国はスタジオ数が多く、求人も豊富です。一方で、シンガポールやタイなどの東南アジアも、欧米駐在員や富裕層向けのマーケットが拡大しており、日本からの物理的な距離も近いため、近年注目されているエリアです。
ピラティスインストラクターとして海外で働くのは不可能ではない
ピラティスインストラクターとして海外で働くことは不可能ではありません。世界中で健康への意識が高まる今、質の高い日本のインストラクターは各地で歓迎されやすい傾向にあります。大切なのは、海外で働くという勇気を持つことです。少しでも興味がある方は、ぜひ自分にできることから始めてみてください。
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この記事の執筆者
ピラティスリフォーマー比較サイト編集部
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