【ピラティス】バレル購入時の必見ポイント｜おすすめマシン4選を徹底比較

「ピラティススタジオに新しいマシンを導入したいけれど、どのマシンが最適かわからない」
「限られたスペースで使いやすいピラティスマシンを導入したい」

そんな思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ピラティスマシンの中でも限られたスペースで使用できる点を強みとするバレルについて詳しく解説していきます。ピラティススタジオへの導入を検討している方に向けておすすめ機種も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ピラティスマシン「バレル」の基礎知識・効果

バレルは「樽」を意味する言葉。その名の通り樽型の専用運動器具であり、アーチ状の曲面が特徴的です。

バレルの最大の魅力は、背骨への的確なアプローチ力だと言えるでしょう。緩やかな曲面が背骨の自然な動きを促し、柔軟性を高めてくれます。加えて、正しい姿勢の習得とバランス感覚の養成においても、優れた効果を発揮します。

特に側屈の動きでは、他のピラティスマシンより効率的に側面の筋肉へアプローチが可能。これにより、体の左右差の改善も実現が見込めます。

【ピラティス】バレルの種類と特徴

バレルは曲面を活かして背骨や体幹にアプローチし、全身のバランスを整えてくれるピラティスマシンです。普段気づきにくい体の緊張や可動域の発見にもつながるため、スタジオでのレッスンに最適な機器だと言えます。

ピラティスマシン「バレル」には以下3つの種類があります。

• ラダーバレル
• スモールバレル
• アークバレル

それぞれ詳しく解説していきます。

ラダーバレル

ラダーバレルは背骨のS字カーブを意識した独自の曲面設計により、自然な姿勢をサポートしてくれます。個人の体格や目的に合わせてはしごの部分とバレル（樽）の部分の距離を調整してエクササイズを行います。

姿勢改善を目指す方には、特に大きな効果が期待できるでしょう。

 スモールバレル

コンパクトながら背骨と骨盤の関係性に着目して設計されており、他のバレルとは異なり取っ手がついている点が特徴的です。

横から見るとクジラのような形をしており、尾ひれにあたる部分はステップ台と呼ばれます。このステップ台に腰掛けることで、正しい姿勢をとりやすくなります。

 アークバレル

アークは「弧を描いた」を意味します。他の2つのバレルに比べてなだらかな曲面が特徴であり、身体の緊張を優しくほぐしてくれます。持ち運びやすいのも強みの1つ。訪問型のレッスンでも活躍してくれるでしょう。

バレルがピラティススタジオにあるとこんなに便利！

バレルは、曲面を活かした独自のエクササイズを可能にする器具であり、全身の筋肉バランスを整えながら、お客様の身体の可能性を引き出してくれます。例えば、普段気づきにくい背中の張りや、肩甲骨の可動域を実感しやすくなります。

エクササイズのバリエーションが広がることで、より充実したプログラム作りが可能。幅広いニーズを持ったお客様に満足度の高いレッスンを提供できるでしょう。

バレルをピラティススタジオで活用するメリット

一台で多彩なエクササイズが可能なバレル。その人に合った体力レベルや目的に応じて、プログラムの幅を広げられる点が大きな魅力です。

普段意識できない背中の緊張や肩甲骨の可動域など、お客様自身が今まで気づかなかった身体のゆがみや不調を新たに発見してもらえることもあるかもしれません。

また、他のピラティスマシンに比べてコンパクトであることから、限られたスペースでも十分な効果を発揮してくれます。ピラティスマシンを設置できるスペースが限られている、複数台のマシンを同時に使用したいといった方にぴったりだと言えるでしょう。

ピラティスマシン「バレル」を購入する際のポイント

ピラティスマシン「バレル」を購入する際は、以下の3つの観点からの検討が重要です。

• 対象者の特性
• マシンのサイズ
• 品質と耐久性

対象者の特性

年齢層や体力レベルによって最適なバレルは異なります。高齢の方が中心の場合は安定性を重視し、活動的な方が多い場合は可動域の広さを優先するなど、利用目的に応じた選択が必要です。

マシンのサイズ

ピラティススタジオにマシンを導入する際に重要なポイントとして、適切な設置場所を確保しておくことが挙げられます。お客様やレッスンを担当するインストラクターが快適にマシンを利用できるよう、スペースに余裕を持って設置することが大切です。

バレルは比較的コンパクトなマシンであるとはいえ、設置スペースに対してサイズが大きすぎると利用者が窮屈に感じてしまうでしょう。マシンのサイズについては慎重に決定することをおすすめします。

品質と耐久性

長期的な使用を見据え、メンテナンス性と耐久性は慎重に見極めるべきポイントです。特に接合部分の品質は、安全性と長期使用に直結する重要な要素となります。

ピラティスマシンの品質を判断する材料の1つとして、メーカーの信頼度が挙げられます。メーカーのホームページを確認し、掲載されている情報の充実度やアフターサポートの有無などを確認しておくのがおすすめです。

おすすめバレル4選！機能性とコスパで選ぶ

実際の導入を検討される際の参考として、特に注目のバレル4機種をご紹介します。

• OODY PILATES｜ODB01
• JUNO PILATES｜バレル1　KU-BR00121
• Recolte TOKYO｜ECP-33Y
• Align-Pilates｜ラダーバレルRC

各機種の特徴を詳しく解説します。自身のスタジオに合うモデルを見つける参考にしてください。

OODY PILATES｜ODB01

項目	内容
商品名	バレル　ODB01
価格	¥173,800（税込）
サイズ	1,200×600×974mm
重量	38kg
公式サイト	OODY PILATES
保証期間	3年間

 

OODY PILATESのラダーバレルは、品質と使いやすさを兼ね備えた人気モデル。樺材合板とブナ材を使用しており、耐久性にも優れています。

バレル部分の曲面は人間工学に基づいた最適な角度で設計されており、体格や目的に合わせて高さ調節が可能なため、幅広いニーズを持ったお客様に対応できます。表面にはレザーを使用し、快適な使用感を実現。耐久性に優れており、衛生面でも安心です。

JUNO PILATES｜バレル1　KU-BR00121

項目	内容
商品名	バレル1　KU-BR00121
価格	¥206,800（税込）
サイズ	1,210×830×970mm
重量	35kg
公式サイト	JUNO PILATES
保証期間	2年間

 

JUNO PILATESのバレルは、確かな安定感と細やかな調節機能を備えた信頼のモデルです。厳選された樺材合板を使用し、4つの固定レバーによって強固な安定性を実現しています。幅の調節が可能なため、お客様の体格に合わせた細やかな設定ができるのが特徴です。

ハンドルは握りやすく、手になじむ設計に。安心かつ効果的なエクササイズをサポートしています。なお、座面には触り心地の良いレザーを使用しており、長時間使用しても快適です。

Recolte TOKYO｜ECP-33Y

項目	内容
商品名	ピラティス・ラダーバレルECP-33Y
価格	¥136,400（税込）
サイズ	1,130×795×980mm
重量	34kg
公式サイト	Recolte TOKYO
保証期間	1年間

 

Recolte TOKYOのラダーバレルは、日本人の体格を徹底研究して開発された国産モデルです。上質なアッシュ材を使用し、和の空間にも馴染む落ち着いた佇まいになっています。ネジで簡単に高さや角度を変更し、個人の体格や体型に合わせたきめ細かな調節が可能です。

ハンドルパーツは様々な動きに対応できる設計で、目的に応じてトレーニングの幅を広げられます。

また、耐水性が高く、長期間の使用にも耐えられる設計になっており、コンパクトなサイズながら、プロフェッショナルな現場でも満足いただける充実の機能性を備えています。

Align-Pilates｜ラダーバレルRC

項目	内容
商品名	ラダーバレル RC
価格	¥421,850（税込）
サイズ	1,250×900×1050mm
重量	50kg
公式サイト	Align-Pilates
保証期間	3年間

 

Align-Pilatesのラダーバレルは、クラシカルなデザインと機能性を追求したプロフェッショナルモデルです。バレルの調節は2つのクイックリリースカムレバーで簡単に行えます。レバーを開き、バレルをスライドさせて閉じるだけ、という操作性の高さが特徴です。

業界最大級となる31cmの調節範囲により、様々な体格に対応できます。パッド入りのスタンディングボードが2枚付属しており、あらゆる高さに対応した完璧なセットアップが可能です。

北米産メイプル無垢材を使用した美しい外観と、実用性を兼ね備えた信頼のモデルです。

スタジオに合わせたバレルを選ぼう

今回は、おすすめのバレルを紹介しました。紹介した機種は以下の4つです。

• OODY PILATES｜ODB01
• JUNO PILATES｜バレル1　KU-BR00121
• Recolte TOKYO｜ECP-33Y
• Align-Pilates｜ラダーバレルRC

品質やサイズ、ターゲットとするお客様のニーズや特性などを踏まえ、スタジオに最適なバレルを選んでみてください。