【ピラティスマシン】種類・特徴・値段の目安は?購入のポイントも解説

ピラティスマシンの購入を考えているものの、値段や相場がよくわからないとお困りではありませんか?ピラティスマシンは種類やメーカーによって値段が変わるので、目安となる価格を把握しておきましょう。

この記事では、ピラティスマシンの種類と特徴、値段の目安について解説しています。購入する際に意識したいポイントもまとめているので、あわせてチェックしてください。

上記のランキングで1位として取り上げているのが、OODY PILATES。株式会社アンドワンが2022年に立ち上げたピラティスブランドで、高品質ながら圧倒的なコストパフォーマンスを実現しているのが大きな強みです。

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もくじHeading

  1. 【ピラティスマシン】種類・特徴・値段の目安
  2. ピラティスマシン購入のポイント
  3. ピラティスマシンはレンタルも可能
  4. ピラティスマシシンの購入に関するよくある質問
  5. ピラティスマシン購入は値段だけにこだわらない

【ピラティスマシン】種類・特徴・値段の目安

ピラティスマシンにはさまざまな種類があり、それぞれの器具ごとに特徴や値段が異なります。

以下、マシンの特徴と値段の目安を紹介します。

ピラティスリフォーマー

リフォーマー

ピラティスマシンの代表ともいえるリフォーマーでは、寝る、座る、立つなど、さまざまな体勢でエクササイズを行うことができ、およそ100種類ものトレーニングを行うことが可能です。値段はメーカーによって異なりますが、概ね25〜80万円ほどの価格帯になっており、40万円前後のマシンが多い印象です。

表示価格は、本体のみの場合と、ボックスやジャンプボードも合わせた値段になっているケースがあるので、購入の際は商品内容をよく確認しましょう。

キャデラック

リフォーマー同様、マシンピラティスの代名詞ともいえる器具で、ぶら下がることで自重を使ったエクササイズが可能です。リフォーマーより少し高めの値段になっていることが多く、約30〜90万円前後の価格設定になっています。

キャデラックとリフォーマーを組み合わせたキャフォーマーは、多くの場合キャデラックより10〜20万円ほど高く設定されています。

チェア

椅子型のピラティスマシンですが、ほかのマシンのように「寝る、座る、立つ」といった動きのエクササイズが可能です。小型のマシンながら30種類以上のワークができるため、小さいスペースでも効果的に全身のトレーニングが行えるのが特徴です。

基本的なワンダチェアのほか、ハイチェアやアームチェア、コンボチェアなどの種類があり、一般的に15〜30万円前後で販売されています。

バレル

バレル(樽)は、その名のとおりアーチ状になっている器具の上部で背骨を動かすことで、柔軟性を高めたり、骨の歪みを正常な状態に戻したりする効果が期待できます。

バレルには以下3つの種類があり、それぞれに特徴と値段が異なります。

  • ラダーバレル
  • スパインコレクター
  • アークバレル

ラダーバレル:15~20万円前後

バレルとラダー(はしご)を組み合わせた器具で、3つの中で最も大きい。バレルとラダーの位置を調節することで、目的や体格に合わせたストレッチが可能。

スパインコレクター:3~10万円前後

クジラを横からみたようなシルエットの器具で、ステップ台がついているため股関節をサポートしながらストレッチが行える。

アークバレル:3〜5万円前後

3つの中で最も小さくカーブもゆるやか。持ち運びが容易なため、マットピラティスのイクイプメントとして利用されることが多い。

マシンパーツ

メーカーによって差異がありますが、交換用のマシンパーツや施術に必要なパーツは以下のような価格帯で販売されています。

  • スプリング:4千円前後(1本)
  • ジャンプボード:3万円前後
  • ボックス:3万円前後
  • ベッドボード:3~5万円前後

ジャンプボードやボックスは本体とセットになっているケースがあるため、購入前に製品情報をよく確認しておきましょう。

ピラティスマシン購入のポイント

ピラティスマシンを購入する際には、品質や費用のほか、メーカーのサポートなどを総合的に判断して決めるとよいでしょう。それぞれのポイントについて解説するので、マシン選びの参考にご覧ください。

  • 品質
  • 費用
  • 汎用性
  • アフターサポート
  • 信頼性

ピラティスリフォーマーでエクササイズをする女性

品質

ピラティスマシンは、値段が高いから品質が良い、安いから品質が悪いというものではありません。

本体の材質には木製、鉄製、アルミニウム製などがあり、それぞれに適した製造方法でなければ強度や安全性に影響が出ます。同じ材質を使っていてもメーカーによってマシンの製造方法は異なり、これが品質を左右する重要なポイントになります。

また本体だけでなく、リフォーマーであればスプリングやレール、チェアであればフットペダルなど、パーツの材質もしっかり確認しておきましょう。レールはスムーズに滑るか、ストッパーがきちんと機能するかなど、安全にかかわる部分はとくにチェックしておきたいところです。

費用

ピラティスマシンは、前述のとおりマシンの種類によって価格が大きく変わるほか、インストラクター資格の有無や、購入経路でも値段が変わることがあります。

また、国外メーカーで製造されているマシンは、為替の影響や輸入にかかわる費用が別途必要になることも考えなければなりません。消費税や関税だけでなく、国内輸送にかかる費用が必要になる点にも注意しましょう。業者やメーカーによって費用が異なりますが、輸入に関する手続きは代行サービスに依頼することも可能です。

ピラティススタジオを開業する場合、自治体からの企業補助金や小規模事業者持続化補助金などが受けられる可能性があるので、各機関に確認しておきましょう。

汎用性

1台で幅広いトレーニングに対応できるマシンを選ぶことも大切です。

たとえばリフォーマーは全身のエクササイズができますが、タワーを組み合わせることでさらに多彩なワークが可能になります。また、スプリングの強さを調節したり、アタッチメントを追加したりすることでクライアントのレベルに合わせたメニューが作れます。

お客様の層が定まっていない場合は、マシンの種類を多くそろえるのではなく、1台で多くのトレーニングができるマシンを選ぶとよいでしょう。

アフターサポート

ピラティスマシンメーカーでは多くの場合アフターサポートを提供しており、マシンには1年〜3年程度の保証期間が設けられています。期間内であれば、自然故障や不具合が起きた際に無償で修理やパーツの交換が受けられるほか、メンテナンスサービスが受けられるケースもあります。

国内メーカーの場合は出張修理に対応しているケースが多いですが、国外メーカーの製品は自身でメンテナンスしたり、交換に必要な部品を取り寄せたりする必要があるでしょう。

不具合などでマシンが使用できない期間が長引くとスタジオ運営に影響が出るため、故障時に速やかに対応してくれるメーカーを選ぶと安心です。

信頼性

ピラティスマシンの性能や安全性は、スタジオの顧客満足度に大きくかかわるものなので、信頼できるメーカーのマシンを導入したいところです。万が一お客様がマシンでケガをするようなことがあれば、顧客からの信用を失うだけでなく補償問題になりかねません。

そのためメーカーのカタログやホームページでしっかりと製品を確認するほか、ユーザーの口コミやレビューを参考にして、信頼できるマシンを選ぶ必要があるでしょう。

ピラティスマシンを導入する前に考えるべきポイント

自宅やスタジオにピラティスマシンを導入する際には、値段や機能だけではなく、長く安全に使える環境が整っているかどうかを総合的に判断する必要があります。特に自宅での設置を検討している場合、スペースや使い勝手、搬入経路など、事前に確認しておかないと「買ったのに置けなかった」「思っていたように使えない」といったトラブルにつながることがあります。ここでは、導入前に必ず押さえておきたいポイントを詳しく解説します。

自宅用かスタジオ用かで必要な機能が変わる

ピラティスマシンは、使用目的によって求める機能が大きく変わります。自宅用であれば、省スペースで扱いやすいチェアや折りたたみ式リフォーマーが人気です。一方で、ピラティススタジオの場合は、多様なエクササイズに対応できるよう、タワー付きリフォーマーやキャデラックなど、拡張性の高いマシンが求められます。

また、スタジオの場合は複数の利用者が使用するため、耐久性やメンテナンス性も重要なポイントになります。どこで使うのか、どれくらいの頻度で使用するのかを明確にしたうえで、必要な機能を選びましょう。

目的別に最適なマシンを選ぶ

ピラティスを行う目的によって、向いているマシンは異なります。体幹強化や姿勢改善を目的とする場合は、リフォーマーが最も汎用性が高く、多くのワークに対応できます。リハビリや運動が苦手な人には、負荷調整の幅が広く、サポート力の高いキャデラックが向いています。

一方で、コンパクトにトレーニングしたい人や下半身の強化をしたい人にはチェアが適しており、背骨の柔軟性を改善したい場合はバレルが効果的です。目的を明確にすることで、必要以上に高価なマシンを購入するリスクを避けられます。

マシンの大きさと設置スペースをチェックする

リフォーマーやキャデラックは想像以上に大きく、設置スペースが確保できないケースがよくあります。リフォーマーは全長約2m、キャデラックは高さが約2mに達するため、天井高や部屋の奥行きを事前に確認しておくことが欠かせません。

また、マシンを使うためには周囲にある程度のスペースが必要です。特にキャデラックやタワー付きリフォーマーは、サイドや上下方向に広い動きを伴うため、本体サイズよりも一回り大きなスペースが必要になります。購入前に必ず「本体サイズ+動作スペース」を想定して測定しておきましょう。

搬入経路・床の強度・騒音問題など事前に確認しておく

意外と見落とされがちなのが、搬入経路と床の耐久性です。階段の幅や玄関の間口が狭いと、大型マシンは搬入ができません。また、重量のあるマシンを2階に置く場合は、床の耐荷重に問題がないか確認しておく必要があります。

さらに、マシンの使用時にはキャリッジが動く音やスプリングの音が発生します。マンションやアパートの場合、騒音トラブルにつながる可能性があるため、防音マットの使用や設置場所の工夫が求められます。こうした環境面を事前にチェックすることで、導入後のトラブルを避けることができます。

ピラティスマシンはレンタルも可能

ピラティスマシンは、購入のほかレンタルすることも可能で、レンタルには主に以下2つの方法があります。

  • マシンレンタル
  • スタジオレンタル

マシンレンタルはスタジオ向け、個人向けがあり、月単位でのレンタルのほか、時間単位で借りることも可能です。時間単位でのマシンレンタルは、ワークショップやクライアント先でのレッスンに活用できるでしょう。

ピラティスマシン付きのスタジオをレンタルするという手もあり、スタジオを持たないインストラクターでも、レッスンを行うことができます。マシンのほか、マットやピラティスボールなどの備品がそろっているスタジオだと幅広い使い方ができます。

ピラティスマシシンの購入に関するよくある質問

ピラティスマシンの購入に関するよくある質問に回答します。

Q. 自宅にリフォーマーは置けますか?

リフォーマーは全長約2mあり、横幅は60~70cmほどが一般的です。本体サイズに加えて、動作スペースとして前後左右に余裕が必要になるため、6~8畳ほどの部屋であれば十分に設置できます。しかし、周囲に家具が多いと動作が制限されるので、レイアウトの見直しが必要になる場合があります。折りたたみ式リフォーマーなら、より省スペースで運用できます。

Q. ピラティスマシンは初心者でも使えますか?

初心者でも使用は可能ですが、最初は専門インストラクターのレッスンを受けて使い方を学ぶことをおすすめします。マシンピラティスはスプリング調整や姿勢が重要で、自己流で行うと効果が得にくいだけでなく、ケガにつながることがあります。基本動作に慣れた後なら、自宅でも十分にトレーニングできます。

Q. 値段の安いマシンでも問題ありませんか?

価格だけで判断するのはおすすめできません。安価なマシンはスプリングの精度が低かったり、キャリッジの動きが不安定だったりすることがあり、トレーニングの質に影響します。毎日使用する場合は、耐久性や安全性を重視する必要があります。値段だけでなく、材質・構造・メーカーの信頼性も総合的に判断しましょう。

Q. ピラティスマシンのメンテナンスは必要ですか?

必要です。スプリングやストラップなど、可動部品は使用を重ねると劣化します。定期的にネジの緩みをチェックしたり、キャリッジがスムーズに動いているか確認したりすることが大切です。メーカーによっては年1回の点検サービスを提供しているケースもあるため、購入前にアフターサポートも確認しておきましょう。

ピラティスマシン購入は値段だけにこだわらない

ピラティスリフォーマーでエクササイズをする女性

ピラティスマシンは、種類やメーカーによって値段が異なるほか、輸入する場合は為替の影響を受けて価格が大きく変化することもあります。同じ種類のマシンでも、メーカーによって倍以上値段が違うケースもあるため、値段だけにこだわらず、品質や性能、サポートなどを総合的に判断して決めるとよいでしょう。

マシンの安全性や使用感は顧客満足度にかかわるので、信頼できるメーカーのマシンを選ぶことが大切です。

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この記事の執筆者

ピラティスリフォーマー比較サイト編集部

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