ピラティスインストラクターという職業に憧れを抱く人も多い一方で、「やめとけ」といった否定的な意見があるのも事実です。実際に、ピラティスインストラクターには収入が安定しない、集客が大変、自己管理が難しいなどの課題も存在します。
本記事では、ピラティスインストラクターは「やめとけ」と言われる理由だけでなく、メリットや成功するためのポイントなどを詳しく解説します。
ピラティスインストラクターが「やめとけ」と言われるのはどうして?

ピラティスインストラクターが「やめとけ」と言われる理由として、次のものが挙げられます。
収入が安定しにくい
ピラティスインストラクターにはフリーランスとして働く人も多く、収入が安定しにくいという特徴があります。
フリーランスの場合、スタジオやジムとの契約数、クラスの参加人数、キャンセルなどの影響によって収入が大きく変動します。また、生徒を集めるためにはSNSなどでの発信やブランディングが必須であり、レッスン以外にも時間やコストがかかります。
こうした背景から安定した収入を得るのが難しく、「やめとけ」と言われる理由の1つになっているのです。
競争が激しい
業界内の競争が激しいという点も、ピラティスインストラクターが「やめとけ」と言われる理由です。
近年、健康志向の高まりによりピラティスの需要は増加しています。しかし、それに伴いインストラクターの数も急増。差別化が難しくなっているのが現状です。
特に、都市部ではスタジオが乱立しており、生徒の獲得が困難になることも。価格競争も激しさを増し、安定した収入を得るのは難しいと感じる人が増えています。
体力・スケジュール管理が大変
ピラティスインストラクターの仕事は体を使う場面が多く、1日に複数のレッスンをこなすことも珍しくありません。そのため、体力的な負担が大きくなりがちです。
さらに、複数のスタジオを掛け持ちする場合は移動やスケジュール調整に追われ、十分な休憩が取れないケースもあります。こうした体力面やスケジュール管理の大変さから、ピラティスインストラクターの仕事を諦めてしまう人も少なくないのが現実です。
ピラティスインストラクターの年収・収入
ピラティスインストラクターを目指す人が気になるのは収入面でしょう。どれだけ魅力的な仕事でも収入が少なければ生活ができません。ここでは、ピラティスインストラクターの年収や収入について詳しく解説します。
正社員として働く場合の年収目安
ピラティスインストラクターとしてスタジオやフィットネスクラブに正社員で勤務する場合、年収の目安はおおよそ300万円〜450万円前後とされています。月給に換算すると20万円台前半〜30万円前後が一般的で、ここに賞与や各種手当が加わるケースもあります。
正社員の最大のメリットは、毎月の収入が安定している点です。固定給であるため、レッスン参加人数やキャンセルの影響を直接受けにくく、生活設計が立てやすいのが特徴です。一方で、レッスン本数や勤務時間が固定されやすく、収入の大幅な伸びは期待しにくい傾向があります。
フリーランス・業務委託の収入相場
フリーランスや業務委託として活動するピラティスインストラクターの場合、収入は働き方によって大きく変動します。1レッスンあたりの報酬は、グループレッスンで3,000円〜6,000円、プライベートレッスンでは6,000円〜10,000円程度が相場です。
週に10〜15本ほどレッスンを担当しているインストラクターであれば、月収20万円〜30万円前後になるケースが多く、人気や実績があるインストラクターでは月収40万円以上を稼ぐ人もいます。ただし、レッスン数が少ない月やキャンセルが続いた場合は、収入が大きく減少するリスクもあります。
年収に差が出る主な要因
ピラティスインストラクターの年収に差が出る最大の理由は、担当できるレッスン数と単価です。グループレッスン中心か、単価の高いプライベートレッスンをどれだけ担当できるかによって、収入には大きな開きが生まれます。
また、都市部と地方でも収入差が出やすい点は押さえておきたいポイントです。都市部ではスタジオ数が多く、単価も高めに設定される傾向がありますが、その分競争も激しくなります。地方では単価は低めでも、固定客をつかめば安定した収入につながるケースもあります。
副業として始めた場合の収入
ピラティスインストラクターを副業として始める場合、月収5万円〜10万円程度からスタートする人が多い傾向にあります。平日の夜や週末のみレッスンを担当し、少しずつ経験と実績を積み上げていく形です。副業として始めることで、いきなり収入面の不安を抱えずに済むというメリットがあります。一定の集客力や指導力が身についた段階で、フリーランスや独立を検討するという選択肢も現実的でしょう。
ピラティスインストラクターのメリット

ピラティスインストラクターには、大変な面だけでなく、次のようなメリットもあります。
やりがいを感じられる
ピラティスインストラクターのメリットの1つは、やりがいを感じられることです。
生徒の姿勢改善や体力向上、痛みの緩和などの変化を間近で実感することで、自分の指導が相手の生活を良い方向に導いているという達成感が得られます。
生徒からの感謝の言葉や笑顔に触れるたびにモチベーションが高まり、信頼関係を築いていけるのも、この仕事ならではの魅力といえるでしょう。
自由な働き方ができる
ピラティスインストラクターは正社員・フリーランス・アルバイトなど、さまざまな働き方が選べる職業です。自分のライフスタイルやキャリアプランに合わせて柔軟に働ける点は、大きなメリットといえるでしょう。
特に、フリーランスの場合は、複数のスタジオでのレッスンや、自宅・レンタルスペースでのプライベート指導、さらにはオンラインレッスンも可能です。
プライベートと両立しながら自分らしいペースで働きたい人にとっては、ワークライフバランスを取りやすい職業といえます。
働き方次第では安定した収入も可能
ピラティスインストラクターは収入が不安定と思われがちですが、働き方によっては安定した収入を得ることも可能です。
たとえば、スタジオやフィットネスクラブに正社員として勤務すれば、固定給や福利厚生があるため、安定した生活を送りやすくなります。
また、フリーランスや独立開業で実績を積み、生徒を多く集められるようになれば、高収入を目指すこともできます。
さらに、オンラインレッスンや個人指導、関連グッズの販売など複数の収入源を組み合わせることで収入を大きく伸ばせる点も、ピラティスインストラクターならではのメリットです。
ピラティスインストラクターに向いている人とは?

ピラティスインストラクターに向いている人の特徴として、次のものが挙げられます。
コミュニケーション力がある人
ピラティスインストラクターには、高いコミュニケーション力が求められます。生徒の悩みや体の状態、目標をしっかり把握し、その人に合ったレッスンを提供するためには信頼関係を築くことが不可欠だからです。
特に、初心者には専門的な内容をわかりやすく伝える力や、不安を和らげるような声かけが必要です。相手の話に丁寧に耳を傾け前向きな気持ちに導ける人は、インストラクターとして高い信頼を得ることができるでしょう。
継続的な努力ができる人
継続的な努力ができることも、ピラティスインストラクターにとって欠かせない資質のひとつです。
ピラティスは常に新しい知識や技術が生み出される分野であり、インストラクターとして質の高い指導を行うためには、日々情報をアップデートすることが欠かせません。
資格の取得や専門的な研修への参加、指導経験を通じたスキルの見直しなど、自分自身の成長に前向きに取り組む姿勢と向上心が求められます。
自己管理能力が高い人
ピラティスインストラクターとして信頼を得るには、生徒の手本となるような生活習慣や体型の維持が欠かせません。そのためには、自分を律することができる自己管理能力の高さが必要とされます。
また、フリーランスで働く場合は、スケジュール管理やSNS運用、さらには経理など、ビジネス面での管理能力も重要です。
ピラティスが好きという思いだけでなく、仕事としてピラティスにしっかり向き合う姿勢が、ピラティスインストラクターとして活躍するためには大切といえるでしょう。
ピラティスインストラクターとして成功するポイント

ピラティスインストラクターとして成功するためには、専門知識の習得や資格の取得をベースにして、自分の得意分野やターゲット層を明確にし、それに合わせた指導スタイルを確立することが重要です。産後ケアや高齢者向け、アスリート向けなど、ニーズに特化したレッスンの提供は競合他社との差別化にもつながります。
さらに、SNSやブログを活用した情報発信によるブランディング、口コミやビフォーアフター写真の活用など、マーケティングの強化も欠かせません。また、インターネット環境があればいつでも、どこでも指導ができるオンラインレッスンの導入も集客につながります。
これらの要素を取り入れて確実に実践していくことが、成功へのポイントといえるでしょう。
ピラティスインストラクターになるまでの流れ
実際にピラティスインストラクターを目指す場合は、どのようなステップが必要になるのでしょうか。ここでは、ピラティスインストラクターになるまでの流れを紹介します。
ピラティスの基礎知識を身につけて適性を確認する
ピラティスインストラクターを目指すにあたり、最初に行うべきなのはピラティスそのものへの理解を深めることです。実際にスタジオへ通い、マットピラティスやマシンピラティスを体験することで、指導内容やレッスンの雰囲気、自分に合っているかどうかを確認できます。
この段階では「ピラティスが好きかどうか」だけでなく、人に身体の使い方を伝える仕事に興味を持てるか、継続的に学び続けられそうかといった適性を見極めることが重要です。憧れだけで進むと、後にギャップを感じてしまう可能性があるため、慎重に判断しましょう。
養成スクール・資格団体を選ぶ
ピラティスインストラクターになる上で、養成スクールや資格団体を利用するのはおすすめです。国内外にはさまざまなピラティス団体があり、カリキュラム内容や指導方針、取得できる資格の種類が異なります。
マットピラティスのみを学ぶコースもあれば、リフォーマーなどのマシン指導まで含まれるコースもあります。将来的にどのような働き方をしたいのかを考えた上で、自分の目的に合ったスクールを選ぶことが大切です。
また、費用や通学期間、サポート体制も確認しておきましょう。資格取得後の就職支援やフォローアップがあるスクールは、未経験者にとって心強い存在になります。
養成コースを受講し資格を取得する
スクールを選んだら、養成コースを受講します。養成期間は数か月から1年以上と幅があり、解剖学や運動学、ピラティスの理論、実技指導、模擬レッスンなどを体系的に学びます。特に重要なのが解剖学の理解です。身体の構造を正しく理解していなければ、安全で効果的な指導はできません。そのため、学習量は決して少なくなく、課題や実技試験に苦戦する人もいます。
試験に合格すれば、インストラクターとしての資格を取得できますが、資格取得はあくまでスタートラインに過ぎません。ここから実践経験を積んでいくことが重要になります。
スタジオで経験を積む・アシスタントから始める
資格取得後は、ピラティススタジオやフィットネスクラブでの勤務を目指します。最初からメインインストラクターとして採用されるケースは少なく、アシスタントや代行レッスンからスタートすることが一般的です。
この段階では、実際の生徒対応や指導の流れを学びながら、現場経験を積んでいきます。座学では理解していた内容でも、実際に指導するとなると難しさを感じる場面は多く、試行錯誤の連続になるでしょう。
経験を積むことで指導スキルが向上し、自信を持ってレッスンを行えるようになります。また、スタジオ側からの評価が高まれば、レッスン本数を増やしてもらえる可能性もあります。
働き方を選びキャリアを広げていく
一定の経験を積んだ後は、自分に合った働き方を選択していきます。スタジオに正社員として勤務する道もあれば、業務委託やフリーランスとして複数のスタジオを掛け持ちする働き方もあります。
さらに、プライベートレッスンやオンラインレッスンを取り入れることで、収入や活動の幅を広げることも可能です。産後ケアやリハビリ、シニア向けなど、専門分野に特化することで差別化を図るインストラクターも増えています。
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ピラティスインストラクターに関するよくある質問
ピラティスインストラクターに関するよくある質問に回答します。
Q.未経験・運動が得意でなくてもピラティスインストラクターになれますか?
未経験からでもピラティスインストラクターになることは可能です。実際、多くの養成スクールでは未経験者を前提としたカリキュラムが組まれており、基礎から段階的に学べるようになっています。
また、運動能力の高さよりも重要なのは、身体の使い方を理解し、それを相手に分かりやすく伝える力です。最初は苦手意識があっても、学習と実践を重ねることで十分にカバーできます。
Q.何歳からでもピラティスインストラクターを目指せますか?
年齢制限は特になく、20代から50代以上でインストラクターを目指す人もいます。むしろ、社会経験や人生経験があることで、生徒とのコミュニケーションや信頼関係構築に活かせる場面も多いです。体力面に不安がある場合でも、レッスン本数や指導スタイルを調整できるため、年齢を理由に諦める必要はありません。
Q.マットピラティスとマシンピラティスのどちらの資格を取るべきですか?
どちらが良いかは、将来の働き方によって異なります。マットピラティスは導入しやすく、自宅レッスンやオンライン指導にも向いています。一方、マシンピラティスは単価が高く、専門性が評価されやすいという特徴があります。
最初はマットピラティス資格を取得し、その後マシン資格を追加するというステップを選ぶ人も多く、無理のない順序で検討するとよいでしょう。
ピラティスインストラクターは魅力的な職業
ピラティスインストラクターは、自分の知識やスキルを活かして多くの人の健康をサポートできる、魅力的な職業です。収入面や集客面での課題もありますが、専門性の強化やマーケティングに力を入れることで、安定した収益を目指すことができます。自分に合う働き方や指導スタイルを見つけて、前向きにチャレンジしてみてください。
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この記事の執筆者
ピラティスリフォーマー比較サイト編集部
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