日本のピラティス市場規模は?現状や課題、今後の展望を詳しく解説!

日本のピラティス市場は、健康志向の高まりや多様なフィットネスニーズの増加に伴い、近年急速に拡大しています。2022年には国内のフィットネスクラブ会員数が265万人を超え、市場全体の成長がピラティス人気の後押しとなっています。

一方、インストラクターの育成やスタジオ運営コストなど、いくつかの課題も存在します。本記事では、日本のピラティス市場の現状や直面する課題について詳しく解説します。 

もくじHeading

  1. ピラティスとは?
  2. 日本のピラティス市場の現状
  3. ピラティスが人気を集める背景
  4. ピラティスの市場規模が拡大している要因
  5. ピラティス市場が抱える課題
  6. 日本のピラティス市場は今後も成長が期待される

ピラティスとは?

ピラティスは、ドイツ人のジョセフ・ピラティスによって考案されたエクササイズです。呼吸と連動させながら、体の深層部にあるインナーマッスルを鍛えることで、姿勢の改善や体幹の強化を実現することができます。

柔軟性や筋力のバランスを整える効果があり、リハビリや運動不足解消にも役立ちます。また、マットや専用マシンを使うことで、体への負担を抑えながら効率的にエクササイズができるため、年齢や性別を問わず誰でも取り組むことが可能です。

このように、ピラティスは心と体の調和を促す健康的なトレーニング法として人気を集めています。 

日本のピラティス市場の現状

 まずは、日本のピラティス市場の現状について見ていきましょう。

ピラティスの市場規模

日本のピラティス市場は近年急速に拡大しています。

戦略的な市場調査およびコンサルティングサービスを提供している「Research Neste(リサーチネスター)」によると、国内のフィットネス市場におけるピラティス(ヨガスタジオを含む)の需要は増加傾向にあるようです。2022年にはフィットネスクラブの会員数が265万人を超えたと報告されています。

株式会社帝国データバンクが2024年3月に公表した「フィットネスクラブ・スポーツジム業界動向調査(2023年度)」では、2024年の市場は7000億円に達する可能性が示されています。

海外ブランドの参入

海外ブランドの日本参入も進んでいます。2019年にはアメリカ発の世界最大のピラティスブランド「CLUB PILATES(クラブピラティス)」が上陸し、全国展開を開始。2025年現在、国内に75店舗を展開しています。2024年にはオーストラリア発のピラティスブランド「STRONG Pilates(ストロングピラティス)」も初進出を果たしました。

こうした海外ブランドの影響でピラティスの認知度が向上し、市場のさらなる成長が期待されています。

マシンピラティスの台頭

専用のマシンを使ってエクササイズを行う「マシンピラティス」の台頭も、ピラティス市場の拡大を後押しする要因の一つです。

前述のCLUB PILATESやSTRONG Pilatesといった海外ブランドだけでなく、「zen place(ゼンプレイス)」「Rintosull(リントスル)」「pilates K(ピラティスケー)」といった国内ブランドも人気を集めています。

ピラティスが人気を集める背景

ピラティスが人気を集める背景には、次のような理由が挙げられます。

  • 健康志向の高まり
  • メディアやインフルエンサーの影響
  • 医療面での需要

健康志向の高まり

ピラティスが人気を集める理由の一つは、健康志向の高まりです。ピラティスには、姿勢の改善やインナーマッスルの強化、柔軟性の向上など、さまざまな効果があります。

胸式呼吸と呼ばれる深い呼吸を行うことで、ストレスの軽減やメンタルヘルスの向上にもつながると考えられています。

さらに、年齢や性別を問わず、誰でも気軽に始めやすいエクササイズであり、自分のペースで取り組める点も支持を集めています。 

メディアやインフルエンサーの影響

ピラティスの人気には、メディアやインフルエンサーの影響も大きく関係しています。特に、SNS上で著名人やインフルエンサーがピラティスを実践する様子を公開することで、効果や魅力が広く伝わり、一般の人々の関心を高めています。

さらに、国内だけでなく、世界のセレブやインフルエンサー、メディアの情報発信によって、「ピラティスは健康や美容に効果的なエクササイズである」という認知が広まり、人気を後押ししているといえるでしょう。

医療面での需要

ピラティスは医療面での需要も高まりつつあり、特にリハビリテーションや予防医療の分野で積極的に取り入れられています。

ピラティスには体の柔軟性や可動域を向上させるほか、筋力強化にも効果があるとされており、慢性的な痛みの改善や姿勢の矯正にも役立つと注目されています。

理学療法士がピラティスインストラクターとして活躍するケースも増加傾向にあり、医療とフィットネスを融合させたアプローチが広がってきています。

こうした背景から、医療現場でもピラティスの価値が認められ、人気が高まっているというのが現状です。 

ピラティスの市場規模が拡大している要因

ピラティスの市場規模が拡大している要因には、次のようなものが挙げられます。

  • フィットネス市場全体の成長
  • オンラインレッスンの普及

フィットネス市場全体の成長

ピラティスの市場規模が拡大している要因の一つに、フィットネス市場全体の成長が挙げられます。

近年、健康志向の高まりやライフスタイルの変化により、フィットネス業界は急速に拡大しています。2022年時点で国内フィットネスクラブ会員数は265万人を超え、その後も年々増加傾向にあります。

こうした市場全体の拡大に伴い、ピラティスも多様なニーズに応えるプログラムとして注目を集め、それが市場規模の拡大につながっているのです。 

オンラインレッスンの普及

オンラインレッスンの普及も、ピラティスの市場規模拡大に大きく貢献しています。コロナ禍以降、オンラインでのフィットネスプログラムが広まり、自宅で手軽にピラティスを実践できる環境が整いました。

これにより、忙しくてなかなか時間が取れない人や、地方に住んでいる人でも、気軽にレッスンに参加できるようになったのです。このようなテクノロジーの進化も、ピラティス市場の拡大を後押ししているといえるでしょう。

ピラティス市場が抱える課題

規模の拡大を続けるピラティスですが、いくつかの課題も抱えています。ピラティス市場が抱える課題としては、次のようなものが挙げられます。

  • インストラクターの育成や質の確保
  • スタジオ運営にかかるコスト
  • 競合他社との差別化

インストラクターの育成や質の確保

ピラティスインストラクターには、解剖学や運動科学の深い知識、正しいエクササイズの方法を指導する技術などが求められます。一方、ピラティスに関連する資格の取得は任意であり、インストラクターの質にばらつきがあるという問題も生じているのが現状です。

質の高いインストラクターを確保するためにも、教育プログラムの整備やスキルアップの機会提供などが求められています。

スタジオ運営にかかるコスト

スタジオ運営にかかるコストも、ピラティス市場が抱える課題の一つです。駅前などの集客しやすい立地は家賃が高額になる傾向があり、そうした固定費が経営を圧迫する要因となっています。

マシンピラティスの場合は専門の用具や設備が必要となるため、初期投資の負担も大きくなりがちです。コストと収益のバランスをどのように取るかというのは、スタジオを運営するうえでの大きな問題といえるでしょう。

競合他社との差別化

スタジオの数が増加する中、競合他社との差別化も大きな課題となっています。集客のためには、独自のプログラムやインストラクターの質、スタジオの雰囲気など、独自の強みを明確に打ち出すことが求められます。

地域コミュニティへの積極的な参加や、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド型のレッスン提供など、多角的なアプローチも必要不可欠といえます。

このような戦略を通じて顧客から選ばれるスタジオを目指すことが、生き残りのためには重要です。 

日本のピラティス市場は今後も成長が期待される

日本のピラティス市場は、健康志向の高まりやフィットネス市場の成長とともに拡大を続けています。また、海外ブランドの参入やマシンピラティスの普及、ニーズの拡大などにより、今後も市場の発展が見込まれます。

しかしその一方で、良質なインストラクターの確保や運営コストの負担増、競合との差別化など、さまざまな課題も存在します。

こうした課題に対応しつつ、独自の工夫や対策を進めることが、日本のピラティス市場のさらなる成長につながるといえるでしょう。

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この記事の執筆者

ピラティスリフォーマー比較サイト編集部

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